(仮訳)インド・パンジャーブ州産の糞生ヒカゲタケ属菌の2新変種
Amandeep, K., Atri, NS. & Munruchi, K., 2013. Two new coprophilous varieties of Panaeolus (Psathyrellaceae, Agaricales) from Punjab, India. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/MC4_3_No13.pdf [Accessed March 4, 2014].
【R3-00459】2014/03/04投稿

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3行まとめ

インド・パンジャーブ州において、ウシの糞に発生したP. africanus var. diversistipusを記載した。
また、同じくウシの糞に発生したPanaeolus speciosus var. pilocystidiosusを記載した。
基本種との違いは、前者は柄の色など、後者は傘シスチジアやクランプの有無などであった。
India, Punjab, Hoshiarpur (295 m): Jejon Duaba

(新変種)

Panaeolus africanus var. diversistipus Amandeep Kaur, NS Atri & Munruchi Kaur
語源…様々な柄の(柄の色が多様であることから)
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【よく似た種との区別】
Panaeolus africanus
インドに分布する
糞生菌である
本種と異なりウシではなくゾウやカバの糞に発生する
本種と異なり柄が桃色を帯びる
本種と異なり柄が中央部で帯灰褐色、下部に向かって淡褐色を帯びるという特徴を持たない
India, Punjab, Barnala (228 m): Rarh

(新変種)

Panaeolus speciosus var. pilocystidiosus Amandeep Kaur, NS Atri & Munruchi Kaur
語源…傘シスチジアの
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【よく似た種との区別】
Panaeolus speciosus
糞生菌である
本種と異なりインドではなくスコットランドに分布する
本種と異なりウシではなくウマの糞に発生する
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり傘シスチジアを持たない
本種と異なりクランプを持つ